プレジール捧シェフ、六雁の秋山シェフ登場! So good No.9号が出版されました [スイーツ]
スペインから全世界(でも日本にはない)へ発信されている、製菓専門誌「so good」も第9号発売にこぎつけました。創刊5年目の今年1月発売号では、新しい試みがなされました。
「タルトタタンの新解釈」。4人のシェフが、現代版タルトタタン対決をしました。MOFシェフで現在、シカゴの製菓学校で講師を務めるセバスチャン・キャノンはカルバドス風味のアーモンドクリームにピンクグレープフルーツと柚子のマーマレード、キャラメリゼしたりんごを重ねて。メルボルンの製菓学校講師、クリスティン・ティボールズは、パート・フィユテ・ランヴェルセにキャラメルクリームと、りんごとまるごとをキャラメリゼしてまんまるの小玉にくりぬいたものをのせたスマートなバータイプ。バルセロナにDolcという店を持つ、フランス人パティシエ、ヤン・デュイッシュはナスとリンゴとココアの組み合わせで、驚きのタタンを披露(写真上)。
そして、日本代表は「パティスリー・プレジール」の捧雄介シェフ。
パイ生地でキャラメリゼしたりんごを包んだ、フランス料理仕立て。皮好きな私としては、大好きなタタンのりんごがパイで一周巻かれているだけでも大好物!
このように、so goodでは、日本の今を感じさせるパティシエを取材させていただいています。我こそは、というパティシエのみなさん自薦をお待ちしています!
そして、今回は和菓子の奥深さも知ってもらおうと、先進的な姿勢で日本食に取り組む、秋山能久さんが料理長を務める「六雁」のデザートを取材させていただきました。
パティシーエルの向谷地さんの若々しい感性で「白いマカロン」を作った人です。
今回はさまざまなフレーバーの求肥餅などを紹介してもらいました。
醤油とくるみは懐かしい味。実山椒はさわやかな辛み、ドライフルーツ入りの求肥は食感も魅力でした。
毎回、ため息をつきますが、日本で販売されていないのがとても残念。10人くらいほしいという方がいれば、取り寄せようかと思ってます。ご希望の方はreiko.matsuno.1@facebook.com まで!