美しいサラダを簡単につくるコツ [料理]
こんな私も(それなりに)美しく、オシャレなサラダができました
今朝、サンタさん…ではなく、福井のワトム農園さんから小包が届きました。
サプライズ! 色とりどりの野菜と福井名産品いかのへしこのソースの入った
バーニャカウダセットでした!!
黄色と赤のビーツ
紫と赤のラディッシュ
紫と白のにんじん
フィノッキオ
ロマネスコ
アイスレタス
リーフチコリ
レッドレタス
フェンネル
マスタードリーフ
風邪で体力消耗、気力も弱っていたところに、ワトムのお兄様2人からの
最高のプレゼント。実は先日、福井に行ったときには食事に招かれるという
幸運に恵まれたのでした。
珍しい外国の野菜もたくさん作っているワトムさん。サンゴの形をした葉野菜もありました
パーティの準備をしながら、ワトム農園の佐々木さんに、どうしたらちょっと尊敬される
きれいなサラダをつくれるのか聞いてみました。葉野菜は芯の部分は使わず、
葉の部分だけ小さいひと口大に切る、といったお話をうかがったのですが・・・
私の結論。美しいサラダを(無骨ものの私が)作る近道は、ワトムさんのつくっている
ような美貌&美味な野菜を使うこと!!だと思うのです。女子会にアンディーブとか
チコリ持っていくと、ちょっと見直されるのです。
デザートにごちそうしていただいたのは、ワトムさんの「まほうのトマト」のソルベ、ホイップクリームとエディブルフラワー添え
さらに、エディブルフラワーを使えれば上級者。
紫とか、青とか、食卓にあまりない色の野菜を使うと、スタイリッシュなサラダができる!というのも
私なりにつかんできたサラダのコツなのであります。
すごいレトルトで、インドカレー大会! [料理]
日本語が書かれていないのは、どちらのカレーも同じだけれど、
上はニューヨークのクイーンズにあるインド人街で買った
エッグカレーとバターチキンカレーの素。
下は本格的すぎるメイドインジャパンのレトルトカレー。
高い! でも、それはそれはおいしい!
詳しくは「dancyu8月号 カレー特集」P90を見てみて♪
にしきやの北インドカレー、南インドカレーシリーズは
これからますます充実するそうです。
どれもおいしいけれど、マトンカレーはなかなか自分では作れないので、
かなり嬉しい商品です。
そうそう、このシリーズには温めてすぐ食べられるタイプと、
好きな具を入れてひと手間加えるソースタイプがあり、
さらには、作った感を味わえるスパイスセットも発売予定です。
で、なりきりインドカレー大会開催しました。
チャパティとナンを焼き、
豆を入れた「チャナマサラ」、
ココナッツのコクがたまらない「ココナッツチキンカレー」、
ゆで卵を入れた「エッグカレー」、
辛ささわやか「マトンカレー」。
アメリカで買った「エッグカレーの素」の
どうにもなんか足りない味をフォローしてくれたのが、
dancyuのS嬢からインドのお土産にいただいた
パパイヤ&オレンジチャツネです。
チャツネの本来の力を知った!
アメリカーンな頼りない味に、本場のコクが出た!
詳しい情報はこちら!
P90 でカレーの伝道師、渡辺玲さんに取材することができました。
一度は、渡辺さんのカレー講座に出たいと思いました。
カレーの季節、必携のダンチュウ! 買ってね♪
ノルウェー人と恵比寿横丁を探検! [料理]
Facebookってすごいです。昨年、スペインのキノコ祭で知り合った、ノルウェー人ジャーナリストとやりとりしていたら、その友人のフードコラムニストだというアンドレアス・ヴィスタットさんという人から、「トーキョーに行くが、どこかペキュリアー(珍しいとか、目新しいとか)な店を紹介してほしい」とメッセージが入りました。
遠いノルウェーからわざわざのご連絡。すぐに、和食を中心におススメリストを送りました。すると親切にも「では、夕食をご一緒に」と声をかけてくれたのです。
日本到着の日、電話がかかってきました。FBの写真がつば広の帽子をかぶっていたせいもあり、名前だって北欧の名前じゃピンとこなかったから、電話口で男性の声がしたとき、びっくりしてしまいました。
聞けば、アメリカやイタリアや中国でも放映されている、料理番組のホストもしている、ちょっとした有名人じゃないですか。で、事前にホームページ(http://www.andreasviestad.com/index.html)を見ることなく、宿泊しているホテルで待ち合わせたら、あら長身でカッコイイ!
で、全4人のノルウェー人とともに、ラッシュアワーで混雑する山手線に乗り、恵比寿に向かい、恵比寿横丁(http://www.ebisu-yokocho.com/top.html)へ。時間が早かったので、人が少なかったので、ノルウェー人のテンションが下がったらどうしよと心配でした。
が、アンドレアスの質問に「ああ、こことあそこはホルモン充実です」と答えると、急に食いついてきました。「べこひら」で牛タンを食べ、「博多人情屋台純ちゃん」でホルモンを食べて大騒ぎ。
「牛の第2~4まで胃袋食べたどー!!」と椅子から転げんばかりにウケる。。
他の3人もいやいやホルモンやら馬刺しやらを食べさせられ、ホッピーも飲まされ「アンドレアスといると、変わったものばかり食べるはめになる」と言いながらも、大笑い。
ノルウェーでも牛の内臓は食べられていたが、国が豊かになるにつれ、「内臓を食べるのは貧乏人」という意識が芽生え、最近は表立って食べることは少ないそうです。
最後にノルウェーサーモンの寿司を食べて退散した4人は、翌朝、お決まりの築地取材だったらしい。
私も結構、酔っ払い、通りの真ん中で記念撮影してしまった。
結局、次の日も無理難題を相談されることに。「番組を収録するのに、適度にジャパニーズな、でもちょっとシャレた店を紹介してくれ」。
すぐに、料理関係の書籍、雑誌で編集&ライターをしている羽根則子さん(http://ricorice.exblog.jp/)にお電話しました。さすが、羽根さん、即答です!頼れるフードライターです! なのに、結局、「大阪に行かなければならなくなった」と行ってしまったノルウェー人たち。まあ、おもしろかったからいいか。
スペイン新旧キノコ料理合戦 [料理]
本当にたくさんキノコを食べました。
Pan Manchado con Fuevo Cocinado a Baja Temperatura, Foie, Trufa Negra yTorreznitos de Soria
到着して最初のレストラン「Virrey Palafox」 で食べたこの料理はとてもおいしかったです。
卵と黒トリュフをココットに入れ低温で半熟に焼き、カリカリに揚げた豚の脂がのせられてています。
とろんと脂が甘くてやわらかいハモン・イベリコと「セタ・デ・カルド」というキノコのソテー。
チョリソと「ニカロス」というキノコのソテー。
このへんで、かなりテンプラニーニョのスペインワインを飲んで、出来上がったきました。
Solomillo de Vieira a la Plancha con Hongos Asados con "Zaraguja"y Morro de Cerdo Confitado
今回、とてもよく出たのがホタテです。山の真ん中だから、海産物はどこからか運ばれてくるのだと思いますが…。サッとソテーしたホタテに豚の皮をカリカリにソテーしたものをのせ、トリュフ入りのクリームソースを添えた料理。サラダに混じっているのは「ホンゴ」というキノコだそうです。そろそろお腹がいっぱいです。
Arroz con Muenudillos Crestas de Garro
前の皿がメインディッシュだと思っていたのに、ここでリゾット!
でも、めちゃめちゃおいしかったです。キノコのエキスで堅めに炊いた米に、上にのっているのもキノコかな…と思ったら、雄鶏のとさかのソテー!! スペインの人は鶏も余さず使うそうです。ソテーしたキノコとよく似た食感でした。上にのっているのは鶏の内臓のソテーです。
Crema de Alubias del Burgo con Cardo de la Vega el Ucero
えっ!? ごはんのあとにまたスープ!? この土地らしい、田舎風の豆スープ。チョリソでだしをとっているので、ちょっとスモーキーな風味がありました。上に、白菜のようなゆでた葉野菜がのっていてヘルシーです。
Rulo de Lubina con Salsa de Amanita Cesarea
やっぱりね~。これからがメインだよね…と、破裂寸前の腹をさすりながら食べたのが、スズキのような魚をロール状に仕立て、「アマニータ」と呼ばれるキノコのクリームソース添え。
El Cordero Lechal Churro Asado a la Manera Tradiciona
このへんに来ると、満腹と時差ぼけで写真をとるのも精いっぱい。
乳のみ羊の薪窯焼き。肉がホロホロなんだけど、田舎っぽく、かなり塩味が強かった! 本当においしかったのだが、一口しか食べられなかった・・・。同じテーブルにいた人のほとんどが残していた、とどめのメインディッシュ。
最後にデザート2皿だもーん! まったく、手をつけられなかったです。
でも、そばに座っていたドイツ人は「僕は食のジャーナリストじゃないから、よくわからないけど、おいしいねー」とすべての皿をたいらげていました。
“地元で昔から親しまれているレストラン”というかんじの、とてもいいお店でした。どの料理もきっと日本人が大好きな味です。がっつり系の料理に、スペインらしいコクのあるワインがよく合いました。
翌日も3時ごろにボリュームたっぷりの昼ごはんをいただき、「もう、胃の中には1㎤も余裕はない!!」と早くホテルに帰ることばかり考えていたのですが、7時には山間にそびえるお城のそばのレストランに到着!
1時間後には、ソリアで開かれるキノコ学会のメンバーとともに食事会がスタートしました。
アペタイザーはスプーンにアレンジされたピンチョスで・・・
これがすごくおいしい! クリーム色のつるんとした物体は、オリーブのおいしさを分解し、再構築した“ニセオリーブ”。口にいれるとぷちっとはじけます。その上にアンチョビがのっていて、出されたカバが進む、すすむ。
そのほか、いろいろなピンチョスが登場しました。どれもおいしいだけでなく、
驚きのプレゼンテーションでした。そして、一皿目がやってきました。正直、ホッとしました。それまでに食べていた、田舎風のがっつり系だったら、もう駄目だと思っていたのですが、思いがけずモダンな料理。地元でとれるアマニータと呼ばれる黄色いキノコを生のままスライスし、ロブスターのタルタル、いくらとともに、アーティチョークのソースで食べるのです。ポーションも少なくて、本当に良かった!
ここでもホタテが登場。さっと半生状態にソテーした貝柱に、ボレタスというキノコのソテーと、キノコのジュースを煮詰めたソース、そして上には生のエノキがあしらわれています。これも、クリア!
この辺になってくると、眠さも手伝って、ほとんど食べることができません。
牛肉のステーキにセタ・デ・カルドというキノコのソテー。添えられた、長ネギのような、少し辛味のあるネギが、こってり味を引き締めていました。
ありがとう、グラティアース(ところで、スペインでは“ありがとう”を「グラシヤス」ではなく、シの部分を英語のTHのように舌をかんで発音するそうです)!
デザートもヨーグルトとマンダリンオレンジのさわやか風味。このあと、甘い白ワインが出ました。そして、最後にさらなる驚きが!
カプチーノをカクテルグラスに入れただけ…というわけではありません。匂いをかぐと、キノコ! トランペット茸の香りを注入したコーヒーです。
香りはほぼキノコなのですが、味はコーヒーのまま。田舎ふうのキノコづくしもいいですが、こんなセンスのいいメニューも可能なんですね。勉強になりました。
これらの料理をつくっているのは、さぞかし若い勢いのあるシェフかと思いましたが、カルロス・デ・パブロさんは、なんだか脂の抜けた、やさしげな方でした。本当に今回の旅で、彼の料理を食べられたのは大きな収穫でした。
ソリアの「Casa Vallecas」というのが、彼のレストランです。
ブエノス・ディアス…スペインの朝ごはん [料理]
でも、朝食は好きなものを選べる!
チュロス!
生ハム!
カフェ・コン・レチェ!
昨夜も思いっきり、きのこを詰め込まれ、うれしいけれど、ツアーのみなさんも胃がヘトヘト~!とか言っています。でも、みんな朝食はがっつり食べてるな。
でも、このツアーはなかなか楽しいのです。
こうやって、森に入って、きのこを探し…
こんなかんじできのこを見つけたり、
おっ、本当にトリュフ犬っているんだ、と発見したり。
(でも、トリュフは見つけられず・・・)
でも、昨夜、大きな黒トリュフが食卓にのぼりました。
では、今日もがんばって働いてきます!
映画「ジュリー&ジュリア」は料理好きなら必見! [料理]
一方、もう一人の主役はディズニー映画「魔法にかけられて」でおちゃめなお姫様を演じたエイミー・アダムスです。私はひそかに、彼女がメグ・ライアン、サンドラ・ブロックに続く、ラブコメの女王になるのではないかとにらんでいます。表情が豊かで、驚くと目が「まんまる」になるのが、ラブコメ系王道の顔・・・というのが私の定説ですから。ジュリーは、分厚いジュリア・チャイルドの料理書にある500以上のレシピを1年間で作り切り、ブログで紹介するというプロジェクトを自分にに課します。NYのクイーンズ地区のせまーいキッチンで、鴨をさばいたり、ロブスターをゆでたりするのに四苦八苦するジュリーに、狭小キッチンでパンを作るときのホイッパー自身の苦労を重ね、「うんうん」とうなづいてしまいました。途中、フードライターのアマンダ・ヘッサーが取材に訪れるシーンがありましたが、アマンダの本も読んでいたので、またまた大興奮!(「アマンダの恋のお料理ノート」はお勧めです!!) ブログで料理日記をつけるのは、今では多くの人が行っていることですが、この話(実話!)は2002年のこと。まだ、ブログも一般的ではなかったのでは? 最近では、パリジェンヌのクロチルドさんが、英語で書きつづったブログ「チョコレートとズッキーニ」が話題になり、書籍化もされました(2作目のパリのガイド本もお勧めです!!)が、ジュリーはその先駆けでしょうか?
大笑いして、ちょっと泣ける、冬に暖かい映画です。もう1回みたい! ホイッパーのお気に入りのひとつは、「サタデーナイトライブ」のシーン。お見逃しなく。